つゆ明け、そして夏のれん。
猛暑といいますか、酷暑が続きますね。
まだ6月というのに……。
そして東京はつゆ明け。
観測史上、最も早いとのこと。
「屋久島は月のうち、三十五日は雨というぐらいでございますからね」
(林 芙美子 『浮雲』)
梅雨の時期になると、この一節を私はいつも思い出すのですが、
今年は一時も実感することがありませんでした。
雨が降って、降って、降って、
それからの夏の到来を待ちわびていたのですが。
そうした中、お店は夏のれんに変わりました。
真っ白なのれんでお客様をお迎えします。
ご来店、お待ちしております。